ジャンプの新連載が巻末爆走中
ジャンプの新連載4本が、仲良く巻末を爆走している。
若手が頑張っている「バクマン。」とは真逆の流れだwww。
妄想の翼を広げて、それぞれどうだったら良かったかを独断と偏見で列挙してみる。
- 少年疾駆
- メタリカメタルカ
- 逢魔ヶ刻動物園
- SWOT
「少年疾駆」
目立ちがり屋の主人公とクールなサブ主人公が将来の大きな夢を共有し、はじめは仲がイマイチだけども共に成長していくサッカー漫画。
と言えば、それって「スラムダンク」のサッカー版?※とばかりに人気が出そうなものだが、実態は今週最下位。
※夢は共有してないか
スポーツ漫画の王道の導入といえば、主に二通り。
- 名門チームに才能がない(と思われている)新人が入る
- 弱いチームに才能のある新人が現れる
前者としては「エースをねらえ!」、後者としては「タッチ」「スラムダンク」などを筆頭にたくさんの人気漫画が存在する。
最近は「黒子のバスケ」や、ちょっと前の「最強!あおい坂高校野球部
」など、後者が多い気がする。
例外として、「弱いチームに才能がない(と思われている)新人が入る」という形式をとった「アイシールド21」があるが、アレは「努力」をテーマにして人気を勝ち得た。
似たようなダブル主人公のサッカー漫画としては、サンデーの「GOLDEN★AGE」があるが、これは後者の形式をとっている。
翻ってみて「少年疾駆」はどうかというと「強い(らしい)チームに才能のある新入りが加入する」という形。
既に強いチームに既に実力を発揮している新人が入っても見るべきところはない。
そりゃ人気も出ねぇよ。
もしこのままの導入で描くのであれば、チームワークが崩れて負けかける表現をもっと極端にする方が分かりやすい。
- 強かったチームが驕りによって勝てなくなってしまい、反目しながら少しずつチームワークを取り戻していく
これならチームメンバーを極端に個性的に描くことが可能でって、あれ?
そんなサッカーマンガが最近あったな…。
ああ「マイスター」か、じゃあきっと同じ方法で人気を出すのは難しいな。
では別の視点で。
「少年疾駆」は他のことも描いていた。
- クラス内の強力なサポーター
- ドジっ娘だが見るべきところを見ている同級生
- 面白い練習方法
サポーターと選手の関係を描いたり、ドジっ娘同級生を含めたサッカーチームとしての成長譚を描いたりと可能性は色々あったが、どれも中途半端になってしまった。
出だしはけっこう良かった。
大鳥と陣明が互いに高め合っていくという話を描けていたら良かったわけだが、試合相手や他の9人のチームメンバーを無視するわけにはいかないサッカー漫画では、なかなか難しい。
このあたりをギリギリのところで上手くクリアした「黒子のバスケ」には設定・展開ともに学ぶものがあると言える。
「少年疾駆」では、これだけクラブサッカーが盛んな現代で、既に優秀で大きな夢を持つ主人公たちが地域のチームに参加しているという必然性もイマイチだった。
「GOLDEN★AGE」ではそのあたりにも言及があったが、「少年疾駆」では今ひとつ描かれていない。
ダブル主人公であれば、その辺りに注目するのも面白い。
- 大きな夢を共有する二人だが、一方はローカルチームに残り、一方はクラブチームに入る
こうすればダブル主人公のそれぞれが、それぞれの環境で成長していく姿も描けるし、それぞれの環境について現実の状況(システムとか)を説明していくというのもネタとして面白い。
主人公二人の成長をメインに据えられるので、チームメンバーや試合内容を詳細に描かずに済む利点もある。
その場合はサンデーの「ツール!」のように、さっさと少年編を終わらせてしまうというのもダブル主人公の一つの手なのだが、時すでに遅し。今週で14話。
青年編につなぐ展開を描ききれなかった。残念。
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お。
こんな調子で思ったより色々書けそうだから、「メタリカメタルカ」以降は次回にしよっと。